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こんなふうに生きていかなければ・・・

2009/01/14 18:31
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ずっと前から読みたいと思っていた本なんです。
「パリのおばあさんの物語」 スージー・モルゲンステルヌ著
人は自分の運命に逆らうことはできないのでしょう。人として生まれ、死んでいく。だれもが持っている定めとでも言いましょうか。この物語はパリで一人暮らしをするおばあさんの過去の回想と現実が交差して書かれています。ユダヤ人であったおばあさんの悲しい運命。でもだれも恨まず、憎まず明るく懸命に生き抜いたおばあさん。年老いた自分の顔のしわを「なんて美しいの」と、いとおしむおばあさん。
本当にこのおばあさんの生き方こそ「なんて美しいの」と、感動せずにはいられませんでした。
 「老いの身の孤独をどう生きてゆけるのか・・・愚痴っぽくて自分勝手な頑固者になるのか、感謝の気持ちで他人にも自分にも優しくなれるのか、そこが人間としての勝負どころです。」と訳者の岸恵子さんはあとがきに書かれています。そうなんですよね。年齢を重ねるにしたがって、美しくスマートに生きたいという思いとはうらはらに、孤独と恐怖におびえてしまい、ついわがままになってしまう。正直なところ私はこんな人間だと思います。このおばあさんのような気持ちで生きて行けたらどんなにすばらしいでしょう。これからでも遅くない?少しでも近づけたら・・・。
 この物語は中高年の方だけではなく、若い方々にもぜひ読んでいただきたいと思います。五分もあれば読んでしまうことはできますが、奥深くジーンと心に響く爽やかな物語です。セルジュ・ブロックさんのイラストもとても素敵なんですよ♪

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